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サムスンは中国で一部のNote 7をリコール、中国人ネットユーザーの声:いつも差別的に対応されるのは何故なのか
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-09-20 16:20:18 | 新華網 | 編集: 薛天依

サムスンGalaxy Note 7の爆発事故は依然として相次いでおり、今回の事態はいわゆる「安全上の問題がない」中国市場にも波及している。

中国人ネットユーザー「吉娃娃你」の掲示板への投稿文の切り取り画像。

9月17日早朝、中国人ネットユーザー「吉娃娃你」は百度のnote7掲示板に投稿し、自身が購入した中国版Note7のバッテリーが爆発したと伝えた。これは中国版Note7では初めての爆発事故になる。これを受けて、海外で続出していたサムスンNote7の「爆発事故」は中国にも「飛び火」した。

中国人ネットユーザー「吉娃娃你」は掲示板「百度貼吧」に爆発後のNote7の画像を掲載。

 

サムスンがついに中国大陸でのNote7、1,858台のリコールを発表

8月初旬の発表後、サムスンGalaxy Note 7のスマートフォンは、バッテリーの欠陥による発火と爆発事故を海外で相次いで引き起こした。その後、サムスンは、世界中でバッテーリに問題のある250万台のNote7をリコールすると公表した。一方で、サムスンは中国大陸で発売されたNote7はリコール対象ではなく、中国大陸向けのNote7は、使用するバッテリーのサプライヤーが異なるため、安全上の問題はないという理由を提示した。

    

  サムスンGALAXYの新浪マイクロブログ切り取り画像。

サムスンの「爆発事故」が多発する影響を受けて、乗客の外出時の安全を保障するため、中国の各大手航空会社はサムスンNote7に対する「制限」を次々と通達している。

9月13日、中国で航空会社として初めて、海南航空が同グループ職員のNote7の機内持ち込みと荷物としての預け入れ(受託手荷物)を禁止し、乗客が機内でNote7を使用し、受託手荷物にすることも許可しないと発表した。その後、中国民航局は公式サイトなどのチャネルを通じて、乗客がNote7を機内に持ち込む際に発生し得るリスクについて、早急に呼びかけるように各航空会社に要請した。9月15日時点で、中国国内で航空会社14社がNote7に対する禁止事項を発表した。

中国民航局が告知した安全警告サイトの切り取り画像。

重圧を受けたサムスン側のNote7についての中国への対応措置も変化している。9月14日、サムスンは国家質量監督検疫検験総局に届け出を行い、2016年7月20日から2016年8月5日までに製造されたNote7、1,858台をリコールすると発表した。

サムスンGALAXYの新浪マイクロブログ切り取り画像。

9月2日の声明と比較し、サムスンの今回の声明は自社を窮地に追い込んだことは明らかだ。

予想外だったことは、サムスンは中国大陸でのNote7、1,858台のリコールを発表した2日後、中国版のNote7に初めての爆発事故が発生したことだ。さらに、今回の爆発が起こったタイミングも悪く、競合他社のiphone7がその前日に発売されていた。

中国ネットユーザー:いつも差別的に対応されるのは何故なのか

サムスンが中国大陸で一部のNote7をリコールした措置について、あるネットユーザーは米国市場でリコールされる100万台と比べて、中国大陸でのリコール対象はわずか1,858台で、誠意が全く感じられないとして、受容できない姿勢を示した。リコール対象ではないスマートフォンに果たして欠陥はないのかどうかという問いは、ユーザーにとって心の中の爆弾になっている。今回の中国版のNote7の初の爆発事故はユーザーの心の中の爆弾に引火する恐れがある。

 

中国人ネットユーザーの新浪マイクロブログへの投稿文切り取り画像

 

(文字編集は新華網、京華時報、武漢晩報より)

 

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サムスンは中国で一部のNote 7をリコール、中国人ネットユーザーの声:いつも差別的に対応されるのは何故なのか

新華網日本語 2016-09-20 16:20:18

サムスンGalaxy Note 7の爆発事故は依然として相次いでおり、今回の事態はいわゆる「安全上の問題がない」中国市場にも波及している。

中国人ネットユーザー「吉娃娃你」の掲示板への投稿文の切り取り画像。

9月17日早朝、中国人ネットユーザー「吉娃娃你」は百度のnote7掲示板に投稿し、自身が購入した中国版Note7のバッテリーが爆発したと伝えた。これは中国版Note7では初めての爆発事故になる。これを受けて、海外で続出していたサムスンNote7の「爆発事故」は中国にも「飛び火」した。

中国人ネットユーザー「吉娃娃你」は掲示板「百度貼吧」に爆発後のNote7の画像を掲載。

 

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8月初旬の発表後、サムスンGalaxy Note 7のスマートフォンは、バッテリーの欠陥による発火と爆発事故を海外で相次いで引き起こした。その後、サムスンは、世界中でバッテーリに問題のある250万台のNote7をリコールすると公表した。一方で、サムスンは中国大陸で発売されたNote7はリコール対象ではなく、中国大陸向けのNote7は、使用するバッテリーのサプライヤーが異なるため、安全上の問題はないという理由を提示した。

    

  サムスンGALAXYの新浪マイクロブログ切り取り画像。

サムスンの「爆発事故」が多発する影響を受けて、乗客の外出時の安全を保障するため、中国の各大手航空会社はサムスンNote7に対する「制限」を次々と通達している。

9月13日、中国で航空会社として初めて、海南航空が同グループ職員のNote7の機内持ち込みと荷物としての預け入れ(受託手荷物)を禁止し、乗客が機内でNote7を使用し、受託手荷物にすることも許可しないと発表した。その後、中国民航局は公式サイトなどのチャネルを通じて、乗客がNote7を機内に持ち込む際に発生し得るリスクについて、早急に呼びかけるように各航空会社に要請した。9月15日時点で、中国国内で航空会社14社がNote7に対する禁止事項を発表した。

中国民航局が告知した安全警告サイトの切り取り画像。

重圧を受けたサムスン側のNote7についての中国への対応措置も変化している。9月14日、サムスンは国家質量監督検疫検験総局に届け出を行い、2016年7月20日から2016年8月5日までに製造されたNote7、1,858台をリコールすると発表した。

サムスンGALAXYの新浪マイクロブログ切り取り画像。

9月2日の声明と比較し、サムスンの今回の声明は自社を窮地に追い込んだことは明らかだ。

予想外だったことは、サムスンは中国大陸でのNote7、1,858台のリコールを発表した2日後、中国版のNote7に初めての爆発事故が発生したことだ。さらに、今回の爆発が起こったタイミングも悪く、競合他社のiphone7がその前日に発売されていた。

中国ネットユーザー:いつも差別的に対応されるのは何故なのか

サムスンが中国大陸で一部のNote7をリコールした措置について、あるネットユーザーは米国市場でリコールされる100万台と比べて、中国大陸でのリコール対象はわずか1,858台で、誠意が全く感じられないとして、受容できない姿勢を示した。リコール対象ではないスマートフォンに果たして欠陥はないのかどうかという問いは、ユーザーにとって心の中の爆弾になっている。今回の中国版のNote7の初の爆発事故はユーザーの心の中の爆弾に引火する恐れがある。

 

中国人ネットユーザーの新浪マイクロブログへの投稿文切り取り画像

 

(文字編集は新華網、京華時報、武漢晩報より)

 

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