会期1日の欧州連合(EU)非公式サミットは16日夜、スロバキアの首都ブラチスラヴァで閉幕しました。会議に参加したEU及び27のEU加盟国の首脳らが6ヶ月にわたる作業ロードマップに達成し、防衛、移民、テロ取締り、経済などの面で原則的な目標と措置を提出しました。
EUが公表したブラチスラヴァ・ロードマップで、防衛分野が注目されています。この文書は、当面、チャレンジに直面する地縁政治の環境の下で、EUは安全保障と防衛分野の対外協力を強化すべきだとしています。文書はさらに、欧州理事会は今年12月に安全保障と防衛協力に関する具体的な実施方案などについて決定を下す予定だと指摘しています。同時に、北大西洋条約機構(NATO)との協力も強化していく方針だということです。
EUは、ブラチスラヴァ・ロードマップは起点だとして、来年3月までにヨーロッパの「よりよい共同の未来」を築くために、今後の6ヵ月の間にロードマップの関連措置を細分化し、実施していくということです。
(中国国際放送局)
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