2日、中国南方航空は広東省広州市の南沙自由貿易区で、最新型旅客機A321のリース業務を完遂した。南方航空の保有航空機台数は700機に達し、国際航空運送協会のランキングで世界第4位にまでランクアップし、中国の航空会社運営の記録を更新した。現時点で国際航空運送協会の保有航空機台数ランキングのトップ3に入っているのは、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空だ。京華時報が伝えた。
しかしながら、保有航空機台数が700機に達したことは南方航空にとっては小さな目標にすぎない。南方航空が定めた成長目標では、2020年までに保有航空機台数を1000機に、年間旅客数を延べ1億6千万人にすることが掲げられている。
保有航空機台数拡充の背景には南方航空の国際化戦略のモデルチェンジでの成功推進がある。このほど、南方航空は旅客機A380を筆頭に、ボーイング777-300ER、ボーイング787-8、旅客機A330などの、大陸間の航空路を全面にカバーする長距離・中距離飛行するワイドボディ機および、旅客機A320やボーイング737といった中国国内や東南アジアの航空会社ネットワークを網羅するナローボディ機を取り揃えている。
今後5年間で、南方航空は保有航空機の最適化を続け、保有航空機の構成を調整し、保有航空機の中で使用年数の長いものを新しいものに買い替え、売却していく。また、ボーイング787-9、ボーイング737MAX、旅客機A320neoなどの新型航空機を新たに購入する予定。
(人民網日本語版)
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