新華網杭州9月3日(記者/杜健 呉夏)アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長は2日、新華社記者の独占インタビューに応じた際、20カ国・地域グループ(G20)輪番議長国としての中国の業績はめざましいと語った。
グリア事務総長は、世界経済の成長力が乏しく、国際金融危機の後遺症が今なお残る背景の下、杭州サミットが経済回復問題に注目することは非常に重要だと語った。グリア事務総長は、今回のサミットの開催は正に「我々が経済成長や貿易などの多くの問題の解決案を求めるその時」にあたり、G20メンバーが世界経済のより力強く、より持続可能で、一層のグリーン、且つ包括的な成長を実現する最良な方案を探し出せるよう期待するとの見方を示した。
グリア事務総長は、これまでの一時期において、中国は他のG20メンバーと共に、OECDを含む国際組織と緊密に意思疎通し、経済・貿易の目標を実現させるための迅速な手段を懸命に捜し求めてきた。これは中国がG20輪番議長国として獲得した1つの重要な業績でもあると語っている。
グリア事務総長は、中国が「革新」をサミットの1大テーマのキーワードとして設けたことについて特別に語った。グリア事務総長は、革新は高い生産性レベルを維持するための重要な手段の一つで、各国は絶えず革新を行うことで競争力を維持する必要があると語っている。
(新華社より)
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