新華網ワシントン8月10日(記者/支林飛)米国国務省のエリザベス・トルド報道官は8日、米国側は同日、駐米国フィリピン大使館の臨時代理大使と会見し、フィリピンのドゥテルテ大統領が駐フィリピン米国大使を口汚くののした発言についてはっきりと説明するように求めた。
トルド報道官は定例記者会見で、「米国側はドゥテルテ大統領がこのほど、フィリップ・ゴールドバーグ駐フィリピン米国大使に対して「不適切な発言」を行ったことに注目しているため、駐米国フィリピン大使館のパトリック・チャソト臨時代理大使に米国務省ではっきりと説明するように要請した。」と述べた。パトリック・チャソト臨時代理大使は今回の談話の具体的な内容を明らかにしていない。
メディアの報道によると、ドゥテルテ大統領はこのほど、フィリピンの兵士に大統領選挙活動について言及した際に、ゴールドバーグ米国大使が選挙に干渉したことに強い不満を示した。談話で、ドゥテルテ大統領は侮辱する言葉を使用した。これに対し、米国側は不満を抱いている。
(新華社より)
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