北京の故宮博物院の単霽翔院長は26日、年内に故宮で3つの観光コースからなる新エリアが一般開放されることを明らかにしました。これで、故宮全体の一般開放エリアの割合がこれまでの65%から76%に拡大することになります。新しく開放されるエリアはいずれも追加の入場料は不要だということです。
西のコースには、故宮西河沿の「故宮博物院文物保護科学技術部」の建物が含まれ、文化財の修復の様子を見学することができます。中央のコースには、故宮武英殿東側の「断虹橋」があります。この橋は、表情豊かな石獅子の模様が施されていることで有名で、元代皇室の遺産として珍重されています。東のコースの見所は、「箭亭」という建物、かつて清代の皇帝と子孫たちはこの箭亭の前で馬術と弓術を楽しんでいたということです。
(中国国際放送局)
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