6月18日、中国の習近平国家主席はセルビアのベオグラードで同国のヴチッチ首相と会見した。(新華社記者 馬占成 撮)
セルビアを訪問中の習近平国家主席は18日、セルビアの首都ベオグラードでアレクサンダル・ブチッチ首相と会談しました。
この中で習主席は「ここ数年、両国のハイレベル交流が緊密化し、各分野での協力も成果を上げている。両国関係の全面的戦略パートナーシップへの昇格で双方が合意したことは、各分野での実務協力に新たな原動力を注ぎ込み、両国関係の更なるステップアップにつながると考えている」と述べた上で「急速な発展を遂げる中国と中東欧諸国の協力メカニズム=『16+1協力』は収穫期に入っている。この『16+1協力』が、『一帯一路』の欧州経済圏への導入における受け皿的役割を果たし、平和、成長、改革、文明を中心とした4大パートナーシップの具現化の優先的プラットフォームとして機能するためにも、両国は共に尽力していかなければならない」と強調しました。
これに対し、ブチッチ首相は「両国がこれまでの友好関係や政治的相互信頼と互恵協力を全面的に推進していくことは、両国民の利益に合致するものだ。セルビア政府は対中関係の拡大を非常に重視しており、より幅広い分野における中国との協力拡大に努めており、中国企業のセルビアへの投資も歓迎している。今後も中国と共に努力し、両国の重点プロジェクトが一日も早く成果をあげられるよう促していきたい」と語りました。
(写真は新華社より 文字は中国国際放送局より)
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