明の時代洪武~万歴の期間に存在していた瓦子街は、現在の福建省龍岩市上杭県に位置している。街には流芳牌坊、王陽明の「時雨記」が刻まれた碑のほか、福建省で最も原型に近い形で保存されている700年余りの歴史を持つ文廟を始めとする様々な古代建築があります。
瓦子街に入ると、客家のゆるやかな歴史の中を散策するような感じを覚えます。統計によれば、現在、少なくとも28の姓氏の系譜或いは資料74点が瓦子街との関わりを示しています。瓦子街という名前もまた、上杭県から外地へ居を移した客家人の後継ぎの間で伝えられてきました。