エジプト軍当局は20日、「エジプト軍機と海上救助船は本日、アレクサンドリア港から北に290キロの地中海で、消息を絶ったエジプト航空MS804便の残骸の一部、乗客の遺体と遺物を発見した。現在も捜索活動を続けており、墜落機のブラックボックスを捜している」と発表しました。エジプト大統領府はその後直ちに声明を発表し、犠牲者を哀悼した上で、捜索と救援に参加する国々に感謝の意を表しました。
フランスのエロー外相は同日、「墜落した旅客機はフランス製であり、フランスは墜落に至った原因の、すべての可能性の究明につとめている。透明性の原則に基づき、関係各側にできるだけ多くの情報を提供したい。現在、フランス民間航空安全局の調査員3人とエアバス社の技術者1人がすでにカイロ入りし、旅客機墜落の原因の調査に加わっている」と述べました。
国連のパン・ギムン事務総長は20日、報道官を通じて声明を発表し、エジプト航空MS804便の墜落に悲痛の意を、犠牲者の遺族及び関係国政府に慰問の意を表しました。
(新華社より)
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