外務省の陸慷報道官は、13日に開かれた定例記者会見で、ブラジルの国内情勢について「中国はブラジルの国内情勢の推移を注視している。ブラジル国内の関係各方面が当面の問題に適切に対応し、政治の安定や、社会と経済の発展が維持されることを望んでいる」と述べました。
現地時間の12日早朝、ブラジルの参議院では、ルセフ大統領への弾劾案が票決されました。これによって、ルセフ大統領は最大180日間の停職が強いられることとなり、その期間、テメル副大統領が職務を代行することになります。
これについて、陸慷報道官は「中国とブラジルは、全面的戦略パートナーであり、中国政府は両国関係の発展を非常に重視している。今後も両国の友好関係と互恵協力が引き続き前進すると信じている」と強調しました。
(中国国際放送局)
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