福祉施設側は駐車場の地面にラッカースプレーで「米・水・保存食 ＨＥＬＰ。」と救助を求めるサインを書いた。

  熊本市のある高校の敷地内にいた学生もパイプ椅子200個をグランドに並べて「紙」「パン」「水」「SOS」などの文字をつくり、援助を求めた。文字をつくって援助を求めた時の写真が社交ネットワークで広がった後、ついに救援物資が届けられ、危険な状況から逃れることができた。

【全力で救援にあたる】

  日本の安倍晋三首相は18日午前、首相官邸で記者団に対し、自衛隊、警察、消防隊が昼夜を分かたず被災地での捜索・救助活動に当たっている。今後も行方不明者の捜索と被災者の救済に全力を尽くすと表明した。

  菅義偉内閣官房長官は同日の定例記者会見で、17日の時点で、すでに被災地の指定拠点に4万1000食を配送し、18日に36万5000食が届けられる見通しだと述べている。

　西原中学の避難所には、自衛隊員と給水車１台及び炊事車2台が17日に到着した。「今はまだおにぎり1個ですが、これは以前のより倍大きいです。」と67歳の被災者が笑って語っていた。

（新華社より）

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