新華網貴陽4月11日 (記者/向定傑)教育部言語文字情報管理司の田立新副司長は4月7日、貴州漢語方言調査プロジェクト始動会議で、現在我が国はすでに81の少数民族言語(消滅の危機に瀕している方言を含む)、53の中国語方言(同)及び32の言語文化の調査地点に対する調査任務を完了させ、今年は中国言語資源保護プロジェクトの調査地点の全国カバーを実現させる見通しだと指摘した。
知るところによると、中国言語資源保護プロジェクトは教育部と国家語言文字活動委員会が指導し実施する言語文化類に属する国家プロジェクトだ。当プロジェクトは2015年5月より正式に始動した。昨年は福建省、浙江省、重慶市、山西省の4省・市がすでに第1陣の中国語方言調査任務を担当している。貴州省は第2陣として今年プロジェクトが始動された8省・市の1つで、年末までに全国全ての省でこの調査が全面的に始動される見通しだ。
言語保護プロジェクトは、計画に基づき5年間かけておよそ1500ヶ所の調査地点での調査任務を完了させるという。当プロジェクトの目的は、統一的な調査活動や技術規範により、言語や方言に対する調査、記録収集、整理及び加工を実施し、大規模且つ持続可能な成長のマルチメディア言語資源コーパスを構築することにある。
(新華社より)
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