ブータンは国民総幸福量(GNH)が最も高いことで知られている。この国のGNHは国民総生産(GDP)よりも高いほどで、正真正銘の「幸せの国」だ。ブータンは環境保護と持続可能な発展を重視している。ブータンのCO2吸収能力は、70万人の人口の排出量の3倍に相当する。発展の加速と市街地の拡張に伴い、国の繁栄 安定と自然環境の保護の駆け引きが展開されている。写真はブータン西部で撮影されたヒマラヤ山脈。ブータンの憲法は、森林被覆率の最低ラインを60%と定めている(現在は70%以上)。ブータンは2015年夏、1時間で5万本弱の植林を行い、世界記録を樹立した。26日付英ガーディアン紙が伝えた。