北京市交通委員会が26日に明らかにしたところによりますと、25日、市内の地下鉄利用客が延べ1209万8900人となり、史上最多を記録したということです。
北京の地下鉄路線は、この8年間、絶えずその距離を伸ばしていますが、同時に旅客輸送量も増加をみせています。3年前の2013年、全市では16本の地下鉄路線が運行されており、距離にして合計442キロに達し、その年の3月9日には、一日の地下鉄利用者数が延べ1000万人を上回りました。そして3年後の現在、全市では18本の地下鉄線が運行されており、総延長は554キロにまで延長され、この3月25日には、1日の利用者が延べ1200万人を記録しました。そのうち、最も輸送量の多かったのは、地上交通の三環路に当たる環状線の地下鉄10号線だったとのことです。
なお、北京市では現在、16本の新たな地下鉄路線が建設されており、2020年には、総延長982キロの27本の地下鉄線が完成する予定です。これにより、都心部では700メートルから1000メートルごとに地下鉄の駅が利用できるようになるとのことです。
(中国国際放送局)
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