海南省のボアオで開かれていた「ボアオ・アジアフォーラム2016年次総会」が25日に閉幕しました。フォーラムではアジア、ヨーロッパ、オセアニアの62の国と地区から来た2100名以上の政界、商工界の代表とシンクタンク、学者らが一堂に会し、アジアと世界の発展について話し合いました。李克強首相は開幕式に出席した際、「活力溢れるアジアの新しいビジョンを共に描こう」と題する基調演説を行いました。
今回のフォーラムのテーマは「アジアの新しい未来:新しい活力とビジョン」で、開幕式のほか、51の分科会、15の円卓会議、5つのテーマ食事会、10の創業者対話会、6つのテレビ弁論会が行われました。
また、今年の年次総会では、インターネット金融、経済の共有、供給側の構造改革、人工知能、クラウドファンディングという5つの関心度が高い話題をめぐって各界の代表が議論しました。これについて、フォーラムの周文重秘書長は「アジア経済の新しい動力は構造改革にあると多くのエコノミストや企業家が共通認識を見せた」と述べました。
さらに、周秘書長によりますと、今年5月24日から26日にかけて、ボアオ・アジアフォーラムはカザフスタンのアスタナ経済フォーラムと協力して「シルクロード諸国協力フォーラム」並びに「ボアオ・アジアフォーラムエネルギー資源と持続可能発展会議」を開く予定で、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」とユーラシア経済連盟の結びつきについて話し合います。
(中国国際放送局)
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