新華網北京3月23日 (記者/潘潔、鄭瑋娜)国務院の李克強総理は22日午後、海南省三亜市で瀾滄江-メコン川協力初の首脳会議に出席するため訪中したタイのプラユット首相、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン首相、ミャンマーのサイ・マウ・カン副大統領及びベトナムのファム・ビン・ミン副首相を歓迎した。
李克強総理は次のように指摘した。瀾滄江-メコン川流域6カ国がメカニズムによる協力を展開することは、地域の平和と安定の維持に役立ち、地理的近さ、人文への親しみといった優位性をより着実に発揮させるのに有益であり、また各国の資源、産業、市場の相互補完性を十分に発揮させるのにも役立ち、地域経済社会の発展のために一層強力な支援やより広大な舞台を与え、中国-ASEAN関係にとっても有益な補充となるだろう。中国側は瀾滄江-メコン川流域の各国の指導者とともに「同じ川の水を飲み、運命は緊密に相連なる」というテーマに基づいて、協力の大計について共に話し合い、協力の青写真を共に描き、瀾滄江-メコン川協力の遠大な前途の第一歩を共に踏み出せるよう期待している。
2014年11月、李克強総理は第17回中国-ASEAN首脳会議で、中国-ASEAN(10+1)の枠組みの下で瀾滄江-メコン川対話協力メカニズムの構築について研究討議することを提起している。瀾滄江-メコン川協力初の首脳会議は、23日午前、三亜市のコンベンションセンター(インターナショナル・アジア・パシフィック・コンベンションセンター)で正式に行われる。
(新華社より)
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