新米兵士らは15日早朝、秩序正しく落下傘を受け取り、車に乗り、軍用空港に向かった。空挺兵某部隊は新米兵士による、新年度初の大型機降下訓練を実施しようとしていた。
軍機の爆音が午前9時頃、静かな空に響き渡った。準備を整えていた新米兵士らは、教官の指示に従い直ちに集結し、軍機に乗り込もうとしていた。大型機は声援を浴びながら、予定の空域に着いた。
数十分後、ドアがゆっくりと開いた。新米兵士らは合図に従い起立し、飛び降りる準備をした。「信号は青だ。飛べ、飛べ!」という号令に従い、新米兵士らは勇敢に機内から飛び下り、空に白い花を咲かせた。
指揮官の李強氏によると、これらの新米兵士はこれまで、予備用パラシュートによる降下、夜間降下など、小型機による4回の降下訓練を実施していた。小型機と比べ、大型機からの降下はパラシュートの使い方、降下のタイミングや高さなどにより、難易度が大幅に上昇する。また悪天候や訓練期間の開きによる悪影響を回避するため、新米兵士はVRシステムによる降下シミュレーションや、心理面の訓練といった革新的な手段により、訓練の状態と効果を重視し、訓練の安全を保障している。
関連記事: