「最初にベビーシッター会社は、この人は長年の経験があると言いました。ところが実際にサービスが始まると、キャリアが1~2年に過ぎないことが分かりました。会社が言うほどのプロじゃなかったんです」と何麗さんは言う。このベビーシッターは仕事が真面目だったので、その後も頼み続けることにしたが、会社の内部管理がずさんだと思わざるを得なかったという。
今年2月1日から、「ベビーシッターの国家標準」と言われる「家政サービスとベビーシッターサービスの品質基準」が正式に実施されている。国家標準委員会が発表したこの基準は、ベビーシッターサービスの品質を明確化し、境界を定めたもの。しかし取材をして判明したのは、現在この基準に従って運営するベビーシッター会社は多くないという現実である。
このような同市場の乱れに対し、何麗さんはあきらめ顔で言う。「会社の広告にはいいことが沢山書いてあるけど、いいベビーシッターに当たるかどうかは運次第。ちゃんと子供の面倒を見てくれるなら、いくらでもお金を出したいとは思います。でも無駄遣いはしたくないです」。
(チャイナネット)
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