北京、旧正月5日。出勤しようとする私に義母が茹でたての餃子を持ってきた。
田舎の慣習では、旧正月5日は「破五」と言い、皆で餃子を食べる。この日出勤することになっていた私は、昼間のうちに皆で食べてくださいと言っておいた。朝食は通勤途中に適当に食べようと思っていた。だがこの日起きると、義母はすでに台所にいて、餃子がもう包まれていた。「破五」の餃子を私に朝一番に食べさせたいと、6時前には起きていたのである。