遼王朝の約100点の「国宝」が25日、揚州博物館で一般公開された。内蒙古の陳国公主墓、耶律羽之墓、吐爾基山墓という3大遼王朝貴族墓から出土した107点の美しい文化財が主な展示品。そのうち一級文化財は65点、二級文化財は16点、三級文化財は16点。展示のテーマは「昔と今」「草原の帝国」「命への思い」に分かれる。精巧な馬具、きらびやかな生活用品と装飾品、神秘的な葬具などにより、勇猛果敢な契丹族の発展と拡大、ユーラシア草原の支配、200年以上に渡る北方での台頭、北宋 西夏との鼎立という全過程を表現した。、また草原民族の契丹族のおおらかさ、中国の多民族統一国の発展への働き、世界の古代遊牧民族の発展の歴史への重要な影響を反映した。
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