新華網北京12月30日 新華社によると、中国外交部の陸慷報道官は29日、次のように表明した。「一帯一路」(シルクロード経済ベルト・21世紀海上シルクロード)は開放的で包容性のある地域的協力の提案であり、地政学的政治道具ではない。中国側は、共同で協議し、築き、成果を分かち合う原則を続けて堅持し、沿線諸国と各分野における実務協力を推し進め、互恵ウィンウィン関係を実現させる。
陸慷報道官は当日の定例記者会見で、米紙『ニューヨーク・タイムズ』の中国語サイトで登載した文章に対し以上の表明を示した。この文章は、中国の「一帯一路」の戦略は地政学的な政治緊張を引き起こし、ある国家には中国に依頼しすぎる心配もあると称した。陸慷報道官は「『一帯一路』は開放的で包容性のある地域的協力の提案であり、地政学的政治道具ではない。中国はいわゆる勢力範囲を求める地政学的戦略意図がなく、難しいことを他人に強いることもしない。」と述べた。(翻訳・編集/王珊寧)
(新華社北京発の記事より)
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