国家海洋局が24日に発表した情報によると、中国初の極地専用固定翼機「雪鷹601」が北京時間22日15時25分、南極の泰山基地空港に着陸した。次に崑崙基地への試験飛行を実施し、成功後に正式に就役する。科技日報が伝えた。
同機は22日10時35分に内陸の氷床空港を離陸し、1時間50分の飛行を経て、520キロ離れた泰山基地に到着した。同機は今後、グローブ山エリアで科学調査試験を実施する。
同機がすべての科学観測設備を搭載・使用し試験飛行するのはこれが初で、中国の極地航空科学調査技術における重大な進展を象徴する。今回の試験飛行は、泰山基地が将来的に航空の中枢としての力を発揮するための、重要な基礎を固めた。
(人民網日本語版)
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