中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表したデータによると、今年第3四半期(7-9月)には社会資金の取引規模が拡大を続け、全国の決済システムが安定的に運営され、決済業務量が緩やかに増加した。中でも電子決済業務が急速な伸びを維持し、電話による決済業務とモバイル決済業務の伸びが著しかった。「北京日報」が伝えた。
同期に全国銀行機関が処理した電子決済業務は271億3800万件で、金額は553兆700億元(1元は約19.2円)に上った。このうちオンライン決済業務は82億1200万件で前年同期比15.95%増加し、金額は432兆8100万元で同18.39%増加した。電話による決済業務は7800万件(同136.44%増)で4兆7600億元(同203.18%増)、モバイル決済業務は45億4200万件(同253.69%増)で18兆1700億元(同194.86%増)だった。
(人民網日本語版)
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