フランスのオランド大統領は来週、ワシントンでアメリカのオバマ大統領と、そして、モスクワでロシアのプーチン大統領と、それぞれ首脳会談を行い、過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦をめぐって意見を交わします。フランスのマニュエル・ヴァルス首相が17日の記者会見で明らかにしました。
また、フランスのルドリアン国防相が17日に明らかにしたところによりますと、フランスの空軍は17日、戦闘爆撃機など10機を出動させ、ISの拠点であるシリア北部のラッカを空爆しました。パリの同時多発テロ後、シリアのラッカに対するフランス空軍の空爆は3日連続して実施しています。ルドリアン国防相は、「ISが壊滅するまで、国内と国外であらゆる手段を使ってISを断固打撃する」と強調しました。
アメリカのケリー国務長官は17日、オランド大統領と会談した後メディアに対し、「アメリカとフランスは引き続き努力し、情報の共有をいっそう強化していく」と述べました。
(中国国際放送局)
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