【新華社アモイ11月12日】「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略の背景のもとで両岸関係の発展が直面するチャンスと課題に関するシンポジウムが10日、華僑大学アモイキャンパスで行われた。シンポジウムに参加した両岸の学者は、「一带一路」建設は台湾経済と台湾のビジネスマンにとって重大なチャンスで、それへの参与は台湾経済にプラスの影響を与える見通しだとみなしている。
台湾義守大学財政金融学部の晏揚清副教授は、ここ数年、台湾経済の発展は横ばい状況にあり、「一带一路」戦略の実施は、世界の経済貿易のプレートを再び整合させるだろう。「一带一路」は多国・多項にわたる建設に繋がり、台湾がその中に参与することができれば、台湾経済の復興にとって1つの重要なチャンスとなるものと考えている。
台湾国立政治大学財政学部の専任教授、黄智聡氏は、台湾が「一带一路」建設の外に身を置けば、台湾に国際貿易分野で辺縁化されることをもたらすだろうとの見方を示している。
華僑大学台湾経済研究所の陳克明所長は、台湾経済は海外経済への依存が深刻で、「一带一路」建設は台湾の地域経済協力への参与に重要なプラットフォームを与えるものとみなしている。
(新華網日本語)
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