11月11日は、中国で「独身の日」と呼ばれている。中国のネット上では最近、「独身の日の校内での告白イベントに関する要求と処罰条例」がネットユーザーの間で大きな話題となっている。北京日報が報じた。
爆笑の「告白条例」には、「火災が発生したりけがをしたりしないよう、花火や爆竹など、燃えやすい物品を使って告白するのは禁止」、「同級生に迷惑をかけないよう、告白イベントの時間は長すぎてはならず、当日の24時までには終了しなければならない」、「告白の過程で、男女トラブルが生じ、けんかをするのは厳禁。けんかをした学生は退学処分」、「告白の過程では、自分の振る舞いに注意しなければならず、我を忘れて学校のイメージを崩すようなことをしてはならない」、「当校の学生の豊かな想像力、創造力を生かした新しい告白の仕方を奨励する」、「相手の心をもてあそぶことは禁止し、心のこもった告白をしなければならない。責任感を育てなければならない」、「派手で、費用のかかる告白イベントは控えるように」、「大型イベントを開催する場合は、1週間前に企画書を提出し、教務処の認可を受けてから実施するように」、「告白に失敗しても、極端な行為に走らないように。自分や他人の命を大切にしてほしい。学校側は無料のカウンセリングを提供する」、「告白に失敗しても、力づくで相手に強要してはならない」などがある。
これら「条例」は、「教務処」が発表したことになっているが、各学校の教務処の職員に確認したところ、学校ではなく、学生らが遊びで投稿したことが分かった。また、告白イベントに関しては、学校側は安全管理を強化するものの、制限などは行わないという。
(人民網日本語版)
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