中国の習近平国家主席が11月10日、北京の人民大会堂でモンゴル国のエルベグドルジ大統領と会談を行った。これは会談に先立ち、習近平主席が人民大会堂の北ホールでエルベグドルジ大統領のために歓迎式を行った様子。新華社記者 龐興雷 撮
【新華社北京10月11日】中国の習近平国家主席が10日、北京の人民大会堂でモンゴル国のエルベグドルジ大統領と会談を行った。両国元首は、共に努力を払って、中国とモンゴル国の全面的な戦略パートナーシップを絶えず前へ発展するよう推進し、両国人民に福祉をもたらすことで合意に達した。
習近平主席は次のように指摘した。現在、中国とモンゴル国の関係は歴史上において最も良い時期を迎えている。中国側は中国とモンゴル国の関係を非常に重視しており、終始中国とモンゴル国の関係を中国の周辺外交の重要な位置に置いている。
習近平主席は次のように強調した。中国側はモンゴル国側と上層部交流の勢いを保ち、両国政府の各機関間、議会間と政党間の交流を強め、相互信頼と各分野の実務協力を絶えず深めていきたい。双方は人文交流を拡大し、人的行き来を促せねばならない。中国とモンゴル国は既に、中国側のシルクロード経済ベルトの提唱とモンゴル国側の草原の道の提唱とのリンケージを加速して推進することについて共通認識に達した。双方は具体的プロジェクトを推進する同時に、両国政府間の発展戦略リンケージに関する協議を検討、締結することができる。中国側はモンゴル国側と引き続き、鉱山資源の開発、インフラ建設、金融協力といった「三位一体、統合して推進する」重要コンセンサスに基づいて、各プロジェクトをしっかりと実施し、両国の経済貿易ビッグプロジェクトの協力で実質的な進捗を得るよう努力して推進していきたい。
エルベグドルジ大統領は次のように示した。モンゴル国側はモンゴル国と中国の全面的な戦略パートナーシップの発展に賛成し、尽力しており、今回の訪中を通じて、両国関係の突っ込んだ発展をより一層推進することを望んでいる。モンゴル国側は、モンゴル国と中国の友好関係の発展を対外政策の一番重要な方針とし、上層部と立法、国防、平和維持など各分野において中国側と緊密な行き来を保っていきたい。モンゴル国側は両国の経済貿易関係の迅速な発展を嬉しく思い、メカニズム的な協議と税関管理の完備などの措置を通して、二国間貿易の利便化を引き続き促進するよう希望している。モンゴル国側は農牧業、動植物検疫、文化、教育、科学、衛生などの分野で、中国側と交流・協力を強化していきたい。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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