5日午後2時の時点で、微博の「中国の独身女性」関連テーマの閲覧件数は600万件を上回った。ネットユーザー「張沫梵」さんは、「女性が独立して出産 育児権を行使することがなぜできないのか?男女平等に反することではないのか」と指摘。また、あるネットユーザーは、「人『生』は大変難しい(注:中国語で「生」は子を産むという意味がある)」と書いた。
卵子凍結保存技術に関する話題について、国家衛生 計画出産委員会婦幼健康服務司の担当者は、「卵子の冷凍保存技術は、ヒトの生殖補助医療技術のカテゴリーに属しており、現時点では、臨床研究の段階にある。国家衛生 計画出産委員会は、卵子凍結保存技術の発展を注意深く見守り、技術評価を慎重に行い、臨床応用における安全性と有効性を確保していく方針だ」とコメントした。
京華時報は4日に掲載した評論の中で、次のように指摘した。
「卵子凍結」などの人工生殖補助医療技術はすでに存在し、中国の法律や倫理と衝突している。これに対し、全く何もしないというのは良策ではない。今、論議が盛んになってきたことは、ルール化に向けた絶好のチャンスとなる。新技術と古い倫理観とのバランスを取り、深く突っ込んだ立法議論を進めて初めて、合理的な道を進むことが可能となるだろう。
(人民網日本語版)
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