国家統計局がこのほど発表した2014年の通信販売取引状況調査の結果によると、昨年は通販事業が急速に発展し、取引金額は社会全体で16兆3900億元（約327兆5360億円）に達し、前年比59.4％増加した。社会全体の通販取引額が発表されたのは今回が初めて。人民日報が伝えた。
昨年の通販取引額のうち、企業の自前の通販プラットフォーム（純自営プラットフォーム）における取引額は8兆7200億元（約174兆2595億円）で同65.9％増加し、企業や個人のために商品やサービスの取引の場を提供する通販プラットフォーム（純第三者プラットフォーム）での取引額は7兆100億元（約140兆871億円）で同53.8％増加し、既存の第三者プラットフォームと自前のプラットフォームが混在して運営されるプラットフォーム（混在運営プラットフォーム）での取引額は6600億元（約13兆1893億円）で同41.1％増加した。
工業・情報化部（工業・情報化省）がまとめた統計データでは、14年に新たに設置された4G基地局は73万3千カ所に上り、4G利用者は9728万件に達し、中国には今や世界最大の4Gネットワークがある。中国には膨大な数のネットユーザーがおり、中国インターネット情報センター（CNNIC）の調査データによれば、14年末現在、携帯電話でネットにアクセスする人は5億5700万人に達し、通販利用者は3億6100万人で同19.7％増加した。
（人民網日本語版）
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