【新華社北京7月30日】中国共産党中央政治局会議が、中央軍事委員会紀律検査委員会の「郭伯雄に対する組織の調査状況と処理意見の報告」を審議し、通過した、郭伯雄に党籍剥奪の処分を決定、郭伯雄が厳重な収賄犯罪問題と手がかりを最高人民検察院により権限を授けた軍事検察機関に移送し、法によって処理する。
2015年4月9日、中共中央が共産党の紀律条例によって、郭伯雄に組織調査を決定した。調査した結果、郭伯雄が職務の便利を利用して、他人のために職務の昇進などの利益を獲得しようとはかり、直接あるいは家族を通して賄賂を受けて、厳重的に党の紀律に違反し、収賄犯罪容疑があり、その犯罪の性質はが重大で、影響が悪いである。
会議は次のように述べる。郭伯雄の厳重な紀律の違反、違法犯罪の容疑問題を厳しく取り締まることは、習近平同志を総書記とする共産党中央が全面的に、厳しく党を治め、法によって、厳しく軍隊を治める確固な政治的決心を体現し、共産党中央が動揺しなく、腐敗を懲罰する 確固たる意志を表明した。全党全軍が現在の党風と清らかな政治の建設と反腐敗闘争の形勢は依然として厳しく、複雑であることを十分に見分け、動揺しなく党風と清らかな政治の建設と反腐敗闘争を深くまで導かなければならない。権力の大きさ、職務の高さを問わず、一旦党の紀律、国の法律を犯せれば、いかなる人も厳しく取り締まられ、絶対に甘やかさず、絶対に手加減することはない。
会議は次のように強調した。各級党委員会は党員幹部、とりわけ高中級リーダ幹部の教育、管理、監督を強化しなければならない。反腐敗と清らかな政治を提唱する法規制度の建設を強化し、法規紀律の制約作用を発揮し、「腐敗を恐れて、腐敗ができない、腐敗をしたくない」という有効なメカニズムを形成することを推進し、党風と清らかな政治の建設と反腐敗闘争の新たな効果を取り続けなければならない。各級党委はマルクス主義の世界観、人生観、価値観を堅固に樹立し、自覚的に党性の素養を強化し、党の政治紀律と政治規則を厳しく遵守し、正確な権力観、地位観、利益観を樹立し、率先して「三厳三実」の要求を実行し、率先して廉潔自律の各規定を遵守し、率先して腐敗に反対し、各種の誘惑と試練を自覚的に受け、党の先進性と純潔性を永遠に保持しなければならない。
会議は次のように強調した。人民軍隊は一貫して党と人民の信頼する軍隊である。改革開放以来、党中央の粘り強い指導の下で、国防と軍隊の建設も目覚ましい成績をあげた。人民軍隊は国家の主権、安全、発展利益の擁護、人民生活の安定の防衛などの面において、重大な貢献を果たした。各地区各部門はこれまでどおりに軍隊の建設、改革を関心し、支持し、軍政軍民の団結を擁護し、促進し、軍隊を強化する目標を実現するために堅固な保障を提供しなければならない。軍隊各級は思想政治建設と作風建設を深く実行し、全軍の政治活動会議精神をまじめに徹底的に実行し、思想を リードさせ、演習し戦争に备えること、「厳」が先行すること、身をもって範を示すことを堅持し、党と軍隊の光栄な伝統と優良な作風を受け継ぎ発揚し、人民軍隊の政治における本来の性質を永遠に保持し、高度の安定と集中的統一を確保し、軍隊を強化し、興らせる強いプラスエネルギーを継続的に凝集しなければならない。（翻訳/編集 彭純）
（新華網日本語）
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