【新華社北京7月29日】北京商報の記者が27日、ネットデリバリーサービス「百度外売」に詳しい関係筋から得た情報によると、以前から分離、独立経営を希望していた百度外売事業部は7月初めに2億5千万ドルの融資計画が伝えられた後、現在も尚、資金が振り込まれていない。分析によると、「O2O」(オンライン トゥ オフライン)分野では、「糯米網」(うるち米網)の方がもっと人気があるのは「百度外売」の融資が行き詰った原因の一つと考えられる。且つ「百度外売」の成長スピードも予測を下回り、今後は方向性が調整されるという分析もある。
北京京商流通戦略研究院の頼陽院長は、百度の「O2O」分野では「糯米網」は「百度外売」に比べて優位性が目立ち、且つ「糯米網」と「百度外売」は重複業務部分があるため、百度が今後、「糯米網」に重点を置く可能性を否定できないと分析する。
中国ブランド研究院、食品飲料業界の朱丹蓬研究員は、北京商報記者に次のように説明した。「百度外売」が競争を有利に展開したいなら、差異化の発展を実現しなければいけない。「『百度外売』は資金サポートが足りていないのではなく、システムとプラットフォームを改善した後、依然として資本市場の注目を集めるだろう。」朱丹蓬研究員はまた、「百度外売」は自身の業務形態と付加価値サービスをより一層、充実化させることで、差異化競争を上手く展開する必要があると述べた。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: