2015年7月16日、日本・衆議院は本会議を召集し、新安保法案を表決、通過させた。これは日本が反ファシズム戦争勝利70周年を迎える際の『ポツダム宣言』への徹底的な違反行為にあたり、『ポツダム宣言』を代表とする一連の国際的に通用する文書が取得してきた対日戦後処理の成果がすでに深刻に破壊されたことを意味しており、その結果は想像に堪えないものがある。
『ポツダム宣言』の正式発表ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる2015年に、安倍晋三氏を首相とする日本政府は、侵略戦争の問題について世界各国に、特に戦争中日本から破壊的行為や圧迫、酷使を十分に受けたアジア諸国の人民に納得させるような態度表明や謝罪を行っていない。逆に、安倍氏をはじめとする日本の政治家は言葉で大いにまくしたて、戦争責任を否定し、歴史の責任から逃れ、そして実際行動で現行の平和憲法や軍備強化までもいっそう突破させ、周辺諸国に対して故意にいざこざを起こし、地域局勢に動揺と不安を招き、アジア太平洋地域の平和と安定を破壊した。
日本・安倍政権の行為は日本の現行憲法に対する意図的な破壊行為で、『ポツダム宣言』を代表とする国際的に通用する文書への極度な蔑視で、戦後の世界秩序をほしいままにする破壊的行為であり、そして世界反ファシズム戦争の勝利の果実を勝手に踏みにじる行為で、世界の平和と発展の時代の流れに対する公然とした逆らいで、また人類文明の公平正義への赤裸々な挑戦なのだ。彼らの行為はきっと平和を愛する世界の人々から共に批判を受けるだろう。日本は『ポツダム宣言』の規定を必ず遵守しなければならない。(国際問題学者 呂耀東、謝若初)
(新華網日本語)
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