嫦娥3号の月面着陸写真
日本とインドも、宇宙に目を向けている。これはアジアの宇宙競争と呼ばれている。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年に入ると、2018年までに無人探査機を月面着陸させる計画を発表した。インドは火星周回軌道に探査機を投入している。
中国は間もなく実施する月探査に欧州宇宙機関を招待しており、国際宇宙ステーションの一員になる意向を示した。週刊誌『タイム』(電子版)は、「中国が国際宇宙ステーションに参加できない原因は、国家安全面の懸念だ。米議会は2011年、米国と中国の宇宙機関の正式な接触を法律によって禁止した」と報じた。
中国の真の、最新の目標は、月の資源の独占と推測されている。特にヘリウム3は、現在の原子力発電に代わる、クリーン燃焼燃料になる可能性がある。