【新華社北京7月24日】環球網の報道によると、三菱マテリアルの岡本行夫社外取締役は7月22日、メディア関係者に次のように表明した。米国人の元捕虜に対し一里塚となる意義を持つ謝罪を行なった後、同社はさらに、第二次世界大戦中の英国、オランダ、オーストラリアなどの元捕虜にも謝罪することを希望している。また、今後にかけて戦争中に強制連行された中国人元労働者と和解を成立させたいと考えている。
日本の元外交官でもある岡本行夫社外取締役は外国メディアに「このような機会があれば、われわれは同じように謝罪したいです。他社についてはわからないが、三菱は元捕虜に苦痛を与えた数多くの日本企業の一つであり、必ず謝罪しなりません。」と述べた。岡本社外取締役はこれに先立ち、三菱マテリアルが7月19日に米国ロサンゼルスで開いた元捕虜と遺族への謝罪の式典に出席した。戦争中に約900人の米国人が三菱の鉱山と工場で労働を強要された。
(新華網日本語)
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