【新華社北京7月23日】中国工業情報化部情報通信発展司の聞庫司長は22日、国家新聞弁公室の記者会見で次のような方針を発表した。10月末までに銅線回線でインターネットにアクセスをする固定ブロードバンド・ユーザー2,000万世帯を無料で高速化し、年内に光回線接続の固定ブロードバンド・ユーザー4,600万世帯と専用回線でアクセスする零細企業200万社の高速化が実現する見通しだ。
記者会見であるメディアが『高速ブロードバンド網建設の加速・インターネット高速化と料金値下げの推進に関する指導意見』公表後の2カ月間に及ぶ実施状況を尋ねた際に、聞庫司長は上記のように説明した。このほか、聞庫司長は固定ブロードバンドの具体的な高速化プラン及び固定ブロードバンドとモバイル通信料金の値下げに関する具体的状況を詳細に説明した。
大手通信会社3社は現在、全国のモバイルユーザー向けに月間50~60元の2GBの通信量を含むパケット定額プランを用意している。中国電信は5月にこの定額プランを発表し、他の2社も7月から10月にかけて発売を予定している。
工業情報化部広報担当の張峰氏は同日の新聞発表会で、次のように述べた。「モバイル通信量が上半期に爆発的に増加した。」上半期にモバイルデータとインターネット業務の収益が1,513億元に達し、前年同期比で39.3%増加した。ユーザーの月間モバイル通信量は平均321.5MBで、前年同期比で83.7%増加した。
(新華網日本語)
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