2015年7月7日、中国・網易科技は、韓国のスマートフォン市場でのシェア争いで、米アップルが韓国のサムスン電子に後れを取っていると報じた。
韓国未来創造科学部は、韓国におけるスマートフォンの販売シェアに関する調査結果を公表した。
今年6月1日~21日の集計では、アップルは13.1%となり、首位サムスンの63.4%に大きく水をあけられた。2位は韓国のLGエレクトロニクスで20.9%だった。その他は2.6%となっている。
アップルのシェアは、iPhone 6/6 Plusの市場投入を受け、昨年10~12月に27.3%まで上昇したが、サムスンの49.2%には及ばなかった。LGは13.8%だった。
今年1~3月のシェアは、アップルが順に22.3%、26.1%、24.8%だった。一方、サムスンは56.4%、49.3%、53.6%。LGは17.5%、20.9%、17.2%となっている。
4月に入ると、サムスンは、フラッグシップとなるGalaxy S6/S6 edgeを発売した影響でシェアが69%と上昇。一方のアップルは15.3%まで落ち込んだ。LGは13.4%だった。
5月もサムスンが63%で首位を維持。LGはフラッグシップとなるLG G4の発売により20.8%まで躍進。アップルは13.4%だった。
同部関係者は「韓国には忠実なアップルファンがおり、iPhone 6は世界レベルで大きな成功を収めている。サムスンが間もなく投入するGalaxy Note 5とアップルの次期iPhoneが再び、市場でシェア争いを繰り広げることになるだろう」とした。
(新華網日本語)
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