全民族抗戦勃発七十八周年並びに『偉大なる勝利、歴史に貢献』を記念したテーマ展示会が7日に開幕した。習近平主席などの中国の指導者が7日午後、北京市南西部の蘆溝橋付近にある中国人民抗日戦争記念館を訪れ、中華民族の団結と抗戦を象徴した大規模な浮彫り『銅壁鉄壁』に向かって献花した後、展示ホールの展示品を見学した。
習近平主席は、次のように強調した。全党と全国の各民族と人民は鮮血と生命で鋳造された中国人民抗日戦争の偉大なる歴史を深く心に刻み、中国人民が民族の独立と自由を擁護し、祖国の主権と尊厳を守るために立てた偉大なる功績を深く記憶しなければならない。また、中国人民が世界の反ファシズム戦争勝利のために果たした偉大なる貢献を記憶に留め、平和を大切にし、未来を照らし、揺るぎない姿勢で平和的発展路線を歩み、揺るぎない姿勢で世界の平和を擁護し、大勢の民衆が心をひとつにして中国の特色ある社会主義を前に向かって推し進めなければならない。
今年は中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、中国は閲兵を含む一連の重大記念行事を開催する。蘆溝橋事変が勃発したこの日から展示される『偉大なる勝利、歴史に貢献』テーマ展覧会によって、半年間にわたり継続する記念行事がスタートする。
展示は「中国局部抗戦」、「全民族抗戦」、「中流砥柱」(激動する社会の支えとなる働きをする柱石)、「旧日本軍の暴行」、「東方主戦場」、「得道多助」(道理にかなえば支持者が多くなり,道理に背けば支持者が少なくなる)、「偉大なる勝利」、「歴史を銘記する」の8つで構成され、写真1,170点、文物2,834点を展示し、中華民族が日本軍国主義の侵略に勇敢に抵抗した歴史を全面的に展示する。
大陸、香港、台湾などでも連日にわたり一連の記念行事が催されている。
北京では、抗日で有名な将領の名前を命名した佟麟閣路と趙登禹路の道路2本に抗日英雄2人の記念雕塑を「迎えた」。香港では多数の団体の代表100人余りが7日、在香港日本総領事館までデモ行進して請願し、日本に中国侵略の歴史を直視するように要求した。台湾各界で7日、フォーラム、特別展示、弔いなどの多くの方式で民衆が抗戦を記念し、両岸が共同で歴史を記憶するように呼びかけた。
(新華網日本語)
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