中国投資有限責任公司(中投公司)は3日に北京で2014年度年次報告を発表した。中投公司の創業以来7回目の年次報告になる。それによると、14年に中投公司の海外投資事業子会社の中投国際有限責任公司は、海外投資で5.47%の純投資収益率を達成し、創業以来の累計年率換算の純投資収益率は5.66%になり、海外での再編で生み出した付加価値は600億ドル(約7兆3674億円)を超えた。14年度末現在、中投公司の資産総額は7400億ドル(約90兆8646億ドル)に達した。
中投公司は2007年9月に創業された中国のソブリン・ウェルス・ファンド(政府系ファンド)で、登録資本金は2千億ドル(約24兆5580億円)。財政部(財務省)が特別国債を発行して集めた1兆5500億元(約30兆6643億円)で中国人民銀行(中央銀行)から等価の外貨準備を買い取り、資本を注入した。
(人民網日本語版)
推薦記事: