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【新華社サンクトペテルブルク7月2日】上海協力機構（SCO）加盟国の国防相会議が30日、ロシアのサンクトペテルブルク市で行われ、常万全・中国国務委員兼国防部長は代表団を率いて出席し、発言した。
常万全国防部長は次のように発言した。SCOは発展が大きくなる重要な時期に入っており、防衛と安全保障協力はSCOで発祥し、形成・発展する中で重要な地位を備えている。各加盟国の国防部門は各国の元首が達成した共通認識を真剣に実行し、機構の安全と内包を絶えず豊かにし、且つ深め、各分野の実務的協力は一連の成果を獲得し、地域の平和と安定の維持のために重要な貢献を行ってきた。今回の会議はウファSCOサミットで安全保障協力を推進するための準備を整えていく。
常万全国防部長は次のように強調した。SCO加盟国は一貫して「上海精神」を堅持し、心を一つにして力を合わせ、誠心誠意に協力して、引き続き協力して『3つの勢力（テロリズム、分裂主義、過激主義）』を取り締まり、シルクロード経済ベルトの共同建設に積極的に参与して、地域の安全と安定を揺るぎなく維持するべきだ。中国側は各国の国防部門と一層緊密に協力し、本機構の防衛と安全保障協力における健全で安定した発展を推進してゆく。
会議では、各国の国防相が2014年の国防相会議以来の協力を通じて獲得した成果を総括し、協力の発展の見通しについて話し合い、国際と地域の安全問題について意見を交わし、『SCO加盟国国防相共同声明』などの文書に調印した。
（新華網日本語）
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