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生体解剖、深く反省するべき狂気
                 jp.xinhuanet.com | 2015-04-09 09:45:21 | 編集: 谢艳
(XHDW)(1)日本九州大学揭活体解剖罪证

これは4月7日に撮った日本九州大学の医学歴史館。日本九州大学の校内に位置する医学歴史館は近頃、正式に一般公開された。展示品は1945年に日本の教授らが捕虜になった米国のパイロットに対して生体解剖を行った罪証を含む。(撮影/新華社記者 劉秀玲)

   【新華社日本・福岡4月9日】「戦争は普通の人を狂人に変えてしまいますが、戦争という異常状態であっても、医療従事者は最後の一刻まで理性を保たねばなりません。医学歴史館の落成は私たちに歴史を振り返る契機を与えました。私たちは歴史への反省の中で正しい未来を築き上げてゆくのです。」

   開館したばかりの九州大学医学歴史館で、当校の住本英樹・医学部長は取材に訪れた二つの中国メディアに医学歴史館建設の初志を語った。

   この九州大学医学部同窓会による寄付で建てられた医学歴史館には、症例、医療機器などを含んだ60件余りの展示品が陳列されてあり、医学部創立百年の歴史を物語っている。その中には70年前の九州大学の外科教授による米兵捕虜生体解剖事件に対する描写が含まれている。

   1945年、米軍B29爆撃機1機が福岡上空で撃墜され、多くの米国人飛行士が捕虜となり、そのうちの8人が九州大学で生体解剖され、最終的に死亡した。戦後、日本軍と九州大学医学部では関係者30名がこれにより起訴され、そのうち23人が有罪判決を受けた。裁判が始まる前に、生体解剖に参与した2人の重要人物はそれぞれ自殺と空襲で死んでいたという。

   70年前に行われた生体解剖実験で、九州大学外科教授らは捕虜となった米軍パイロットの体内に希釈した海水を注射し、肺葉及びほかの臓器を切り取って生存時間を観察した。「新しい手術方法を確立し、人類の生存に関わる課題を探求する」とした生体解剖によって、最終的に米軍パイロット8人全員を死亡させた。

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