討論会を訪れた観客は日本語を学ぶ中国の若者の日本観、日本の若者の中国観を伺うことができ、両国国民の感情改善に有意義な提案がたくさん打ち出されたと評価しました。
★「笹川杯全国大学日本知識大会」
日本科学協会が、日本への理解の深化と日本語教育の振興を目的として、中国の大学の日本語学習者を対象に2004年度から毎年開催し、2014年度は去年11月の22日と23日に、北京大学で89大学の参加により開催されました。
中国の日本語学科設置大学(506大学)の6分の1強にあたる大学が一堂に会し、日本語で知識を競いあうこの大会は、中国版「日本知識の甲子園」といえるイベントとなり、日中両国で大きな反響を呼んでいます。2004年度から笹川杯全国大学日本知識大会に参加した大学は累計370校となり、参加選手はおよそ1100名を超えています。
★「笹川杯作文コンクール」
日本科学協会が、中国の若者の対日関心・理解の深化を目的として、日本科学協会、中国青年報社、人民中国雑誌社の共催で2008年度から実施しているもので、中国語版と日本語版の2つのコンクールを並行実施しています。作文の応募数が累計42800点に上りました。
(中国国際放送局)
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