四川省広漢市の三星堆博物館に展示されている、1986年に三星堆2号祭祀坑から出土した青銅神壇。この神壇は3層に分かれ、下の層には逆向きに並んだ一対の神獣、真ん中の層には4人の立人像、上の層には建物や人、飛ぶ鳥などの造形が施されている。垂直に並んだ「時空順序」は天、地、人の「三界」を表し、古蜀国の人たちの神話的な宇宙観を生き生きと表現している。(3月5日撮影、広漢=新華社記者/沈伯韓)