4日、北京市大興区の南海子公園で、輸送前に衛星測位システムによる追跡装置を装着したシフゾウ。(北京=新華社記者/李欣)
【新華社北京12月7日】中国北京市大興区にある南海子公園の北京麋鹿(びろく)生態実験センターで4日、シフゾウの成獣10頭が新たなすみかに向け出発した。シフゾウは雄6頭雌4頭で、湖南省岳陽市の東洞庭湖国家級自然保護区に輸送された後、野生順化訓練を開始する。また、地域間の遺伝的交流の観察など、一連の科学実験も行われる。