上:かつての虹霓村の景観。(資料写真、太原=新華社配信)
下:現在の虹霓村の景観。(11月11日、小型無人機から撮影、組み合わせ写真、太原=新華社記者/曹陽)
【新華社太原12月5日】中国山西省長治市平順県虹梯関郷の伝統的な村落、虹霓(こうげい)村は太行山脈の奥地に位置している。交通が不便で、資源に乏しく、生産や生活の条件が劣悪だったために発展が遅れ、かつては村民の3分の1以上が貧困世帯だった。
政府の貧困脱却政策が始まると、同村は景観向上に力を入れ、農村観光を発展させて貧困世帯の就業を優先的に受け入れた。また、農家楽(アグリツーリズム)や太陽光発電、食品加工などの産業振興により村民の収入増につなげている。村は2018年末に貧困脱却を実現した。