ブラジル・サルバドルの旧市街を観光する人々。(2016年10月31日撮影、サルバドル=新華社記者/申宏)
【新華社リオデジャネイロ11月16日】中国の共同事業体とブラジル北東部バイーア州はこのほど、同州州都サルバドールとイタパリカ島を結ぶ海上橋の建設契約に調印した。中南米で最長の海上斜張橋となる。
共同事業体は、中国交通インフラ大手の中国交通建設、同社の南米地域事業会社、建設大手の中鉄二十局集団で構成される。
橋の全長は12・4キロ。完成後はオールセインツ湾を迂回(うかい)する必要がなくなるため、同州発展の鍵とされている。サルバドールと州南部地域間の車の移動時間も1時間近く短縮する。
契約締結は5月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた。共同事業体は準備期間1年、実施期間4年を予定しており、約7千人の雇用創出を見込んでいる。
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