25日、ヨプルガ県の海水稲栽培拠点で、収穫量予測を行う区域を決める生産隊長の張立山(ちょう・りつざん)氏。(ヨプルガ=新華社記者/高晗)
【新華社ウルムチ9月27日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区ヨプルガ(岳普湖)県で25日、中国工程院院士(アカデミー会員)の袁隆平(えん・りゅうへい)氏率いる研究チームが開発した塩類アルカリ土壌に強い「海水稲」の予測収穫量が発表された。専門家チームが評価した結果、理論上の予測収穫量は最終的に1ムー(約667平方メートル)当たり548・53キロとなった。
生産量予測を行った水田は同県バヤワト(巴依阿瓦提)郷にあり、タクラマカン砂漠の西端に隣接。水田は重度の塩類アルカリ土壌となっている。