23日、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)と共に活動する中国の平和維持部隊の医療チームが、レバノン南部ハスバヤにある同国赤十字センターに医療物資と医薬品を寄贈した。(ハスバヤ=新華社配信)
【新華社ベイルート7月25日】国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)と共に活動する中国の平和維持部隊の医療チームが、レバノン南部ハスバヤにある同国赤十字センターに医療物資と医薬品を寄贈した。
同センターのイスマイル・アミン所長は24日、新華社の取材に対し、レバノン南部の新型コロナウイルス感染症対策支援として、中国の平和維持部隊から貴重な医療物資を受け取ったと表明。さまざまな生活支援の恩恵を受けているハスバヤとその周辺の住民に代わり、中国の平和維持部隊に謝意を示した。
ハスバヤのラビブ・アルハムラ市長は、レバノン南部における中国部隊と一般市民の間の強い絆を称賛し、「新型コロナウイルスを根絶するため、中国が多くの国々に対して懸命に支援を行っていることを確信している」と述べ、さまざまな分野で目覚ましい成果を収めている中国の人民の幸福を願った。
中国の平和維持部隊によるレバノンへの医療物資寄贈は、2019年5月以降、今回で4回目となる。