ブルネイの恒逸石化プラウ・ムアラ・ベサール(PMB)総合石油精製プロジェクトの生産現場。(2019年11日3日撮影、バンダルスリブガワン=新華社配信)
【新華社バンダルスリブガワン9月19日】中国のブルネイに対する最大投資事業、恒逸石化プラウ・ムアラ・ベサール(PMB)総合石油精製プロジェクトを運営する恒逸実業(ブルネイ)の幹部は16日、同社が約136億5400万ドル(1ドル=約105円)を新たに投資し、プロジェクト第2期計画を進めていることを明らかにした。
建設予定の恒逸石化PMB総合石油精製プロジェクト第2期は工期3年の予定で、完成後には年間1400万トンの原油加工能力が追加される。これにより関連製品はブルネイ国内市場の需要を満たすだけでなく、海外市場への供給も可能となる。現在、第2期建設計画はブルネイ政府の認可待ち状態にある。
同プロジェクト第1期は投資額34億5千万ドル、原油加工能力は年間800万トンで、昨年9月にブルネイの国内企業と原油仕入れ・石油精製品販売契約を締結し、11月に全面稼働に入っている。(記者/薛飛)