建設中のバングラデシュ・パドマ橋鉄道連結プロジェクトの枕木製造工場。(5月26日撮影、ダッカ=新華社配信)
【新華社ダッカ9月1日】バングラデシュで中国企業が建設を進めるパドマ橋鉄道連結プロジェクトでこのほど、コンクリート製枕木の自動化製造工場が完成した。新型コロナウイルスの影響を受ける中での工事だった。工場の完成により同地域の相互接続は大きく促進される。
工場は中国国有鉄道建設大手、中国中鉄が建設を請け負い、7月に竣工した。敷地面積は約7333平方メートル。同様の工場がバングラデシュで建設されるのは初めて。
同国はここ数年、「一帯一路」構想に積極的に参加しており、多くの主要インフラプロジェクトで中国と協力している。関係者によると、同工場で生産される枕木37万本が、パドマ橋鉄道連結プロジェクトに使われるという。