17日、切扎村の住民が移転した集合住宅。(小型無人機から、共和=新華社記者/張竜)
【新華社西寧8月20日】中国青海省海南チベット族自治州共和県廿地郷切扎村は、かつて住環境が悪く、インフラも貧弱な貧困村だった。同県は2017年、辺ぴな地に分散してした切扎村の貧困世帯101戸を立地条件の良い県城(県政府所在地)の城北新区に移転させた。移転先の集合住宅にはカルチャーセンターや衛生室(医務室)、幼稚園、文化広場などが設けられており、村民の生活環境が著しく改善された。また、居住地が県城に近くなったことで、就業機会も増えた。